「感謝・賛美・礼拝」2016年12月25日

 ルカによる福音書2:8~14


 イエス様がお生まれになったその夜、ベツレヘムの郊外では、羊飼いたちが羊の群れの番をして野宿をしてました。すると、そこに主の天使が現れ、輝く光が彼らを照らし出します。羊飼いたちはこの異常な出来事に非常な恐れをいだきました。羊飼いたちに、天使が語りました。

「恐れるな。わたしは民全体に与えられる大きな喜びを告げる。今日、ダビデの町であなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。あなたがたは、布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう。これがあなたがたへのしるしである」

 「布にくるまって飼い葉桶に寝かされている」、これがあなたがたに与えられた救い主が身にまとっている「しるし」であると、天使は言ったのでありました。

 一つの詩をご紹介しましょう。


神は言われる

 わたしは裸で生まれた あなたが自我を脱ぎ捨てるために

 わたしは貧者に生まれた あなたがわたしを唯一の富と見なすために

 わたしは馬小屋で生まれた あなたがどんな場所をも聖とするために

神は言われる

 わたしは弱者に生まれた あなたがわたしを怖がらないように

 わたしは愛のために生まれた あなたがわたしの愛を疑わないように

 わたしは夜中に生まれた わたしがどんな現実でも照らせることをあなたに知ってもらう  

 ために

神は言われる

 わたしは人間として生まれた あなたが神の子となるために

 わたしは被害者として生まれた あなたが困難を受け入れるために

 わたしは質素な者に生まれた あなたが装飾を捨てるために

 わたしはあなたの中に生まれた あなたを通しあなたと共にすべての人を父の家に連れて

 いくために


 みなさん、神様は、決して清くない、強くない私たちを愛し、そばにいてくださいます。飼い葉桶に寝かされている神のお子イエス様は、そのような神様の愛のしるしなのです。

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