2018年　1月　「試練の意味」

　「あなたの神、主がこの40年の間、荒野であなたを導かれたそのすべての道を覚えなければならない。それはあなたを苦しめて、あなたを試み、あなたの心のうちを知り、あなたがその命令を守るか、どうかを知るためであった。それで主はあなたを苦しめ、あなたを飢えさせ、あなたも知らず、あなたの先祖たちも知らなかったマナをもって、あなたを養われた。人はパンだけでは生きず、人は主の口から出るすべてのことばによって生きることをあなたに知らせるためであった...」（申命記8：2～3）

　エジプトの奴隷生活から脱出した200万人のイスラエルの民は、40年間かけて、ようやく約束の地に到達します。本来なら直線距離で約300キロ、2週間くらいで到着する距離である。しかし、彼らは神につぶやき、不平を言ったので、荒野にさまようことになりました。神は、これからカナンの地に入っていく民に、神が導かれたそれらの全ての道を忘れるな、覚えよ、と語られます。

　わたしたちの人生にも走るべき行程があり、入るべき約束の地があります。2018年は、目標をさだめ、いつも主と繋がり、その御声を聞き、したがう年といたしましょう。