「最も小さい者の一人にしたこと」2016年8月14日

 マタイ25:31~45


 神の国(天国、神の国、御国)は、簡単に言うと、「神が支配し、統治されている状態、領域」を意味します。それが、全宇宙であったり、神の御座がある天であったり、聖霊様によって支配されているクリスチャンの心であったり、イエス様が再臨されて、王となられる国であったりするのです。無論、同じように神が支配されているのですから、性質的には多くの共通点があります。

 ここでは、イエス様が再臨されて、最後の審判の日の様子が記されています。神の国に招かれている者とはどんな人々でしょうか。

 羊と山羊は一緒に放牧されますが、夕方になると寒さに弱い羊だけが暖かな場所に移されます。それと同時に、イエス様の父に祝福される者とそうでない者すなわち、真の弟子とそうでない弟子とに終末に分離されます。

 イエス様は、「父に祝福された者たち」とされる理由について、イエス様が「空腹の時、渇いていた時、旅人であった時、裸であった時、獄にいた時」に「食べさせ、飲ませ、宿を貸し、服を着せ、見舞い、尋ねて」くれたからだと語られます。

 さらに、「私の兄弟であるこれら最も小さいもののひとりにしたのは、すなわち私にしたのである」と語っておられます。

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