「命の泉」2016年9月25日

 ヨハネによる福音書4:13~14


 このところに登場するサマリアの女性は幸福を求めています。夫が自分を幸せにしてくれると思っていましたが、そうではありませんでした。今度の人こそは、今度の人こそはと5人夫を変えました。人々からはわけあり女として敬遠されていたのでしょう。

 ここでは、この女性の心の目が開かれていく様子が描かれています。まずイエス様をユダタ人(9)、それから父のヤコブより偉い方(12)、主よ(先生)、預言者(18)、メシヤ・キリスト(25) 私たちも人間的な努力ではなく、聖霊様によって、はっきり見えるようになるのです。

 この女性は渇いていました。人から聞いて救い主・メシヤに微かな希望を持っていたのかもしれません。イエス様は言われます「命を与えるのは御霊です。肉は何の役にもたちません」(ヨハネ6:63)

 イエス様はこの渇いている女性、そして私たちに語られます。

「イエスは女に答えて言われた「この水を飲む者はだれでも、またかわくであろう。しかし、わたしが与える水を飲む者は、いつまでも、かわくことがないばかりか、わたしが与える水は、その人のうちで泉となり、永遠の命に至る水が、わきあがるであろう」。」(ヨハネ4:13~14)

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