「私は渇く」2016年6月19日
エレミヤ29:11~13
マザーテレサは、1946年に、イギリスから独立したばかりで政治的に混乱状態のインドのカルカッタのカトリックの女子校で教鞭をとっていました。ある時、イスラム教徒とヒンズー教徒の抗争に巻き込まれて負傷した者を校内に入れて手当しました。異教徒を修道院に入れたこと、また、政治的に一方の宗教を擁護したと誤解されるおそれがあることなどで、修道院長と対立し、ダージリンへの転任命令を受けます。その途上、マザーテレサは、行き倒れになった男と出会います。彼を見たとき、彼を通して「私は渇く」という神の声を聞き、大きな衝撃を受けます。
イエス様の十字架の5番目の言葉です
イエス様は、十字架にかかる前の晩、最後の晩餐で、わずかなぶどう酒を飲まれた後、ただ一滴の水も飲まれる機会がありませんでした。血の汗を流してゲッセマネで祈られました。その後すぐに捕縛され、裁判(6回)を受け、皮膚が破れ、骨が出るほど鞭打ちを受け、いばらの冠をかぶらされ、むちで追い立てられてゴルゴダの丘に登り、釘打たれて十字架にかけられました。
詩篇22:15 わたしの力は陶器の破片のようにかわき、わたしの舌はあごにつく。あなたはわたしを死のちりに伏させられる。
イエス様は、渇かれました。
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