「神の言葉を語る」2016年7月3日
エゼキエル37:7~10
今日の聖書個所である「枯れた骨の幻」は、アッシリアやバビロン捕囚によって離散することになったイスラエルの状況を神がエゼキエルに啓示したものです。
神の言葉が宣言された時、それらの骨が音を立てて連なり、その上に筋ができ、肉が生じ、皮がこれを覆いました。そして、そこに神の息が吹き込まれたとき、彼らは生き、その足で立ち、はなはだ大いなる群衆となったのです。
この預言のとおり、イスラエルは1948年に建国され、そして、神の息が激しく吹きつけられようとされています。
「息」という言葉は、「はかない、とるに足りない、軽い、すぐ消えてしまう」といった意味でつかわれますが、「神の息」は、死人(霊的な死)を生き返らせる霊です。
「よくよくあなたがたに言っておく。死んだ人たちが、神の子の声を聞く時が来る。今すでに来ている。そして聞く人は生きるであろう。」(ヨハネ5:25)
私たち神の子は、直面している状況に対し、自分の思いや状況を語るのではなく、神の言葉を宣言するのです。神は「私の言葉をあなたの口に入れた」(エレミヤ1:9)と語っています。その言葉に神の息が吹きつけられ、すべてを生かすのです。
0コメント